テニスで跡部の従姉妹の従兄弟に転生。ようするに又従兄弟。
跡部の従姉妹も転生者で生粋のF女子。テニスキャラたちのフラグはなくとにかく主人公とテニキャラをくっつけようと奮闘、主人公大好き!ラブでもライクでもいいけど主人公の恋人ってか旦那はイケメソじゃなきゃ許さないんだから!な頭湧いてる子。

属性的にヤンデレとか過去有とか萌へ!な子で、最初は跡部の従姉妹になってテニキャラと知り合ってテニキャラCPを間近で観察&結合させるのらー!!のノリで転生したが、父方の従兄弟がいると知り幼少期に会いにいく、それが主人公の出会い。

「あ、よろしく」

ふわり、と控え目に笑う金髪のフワフワな髪の毛に穏やかなタレ目、右目下に泣き黒子、幸薄そうで儚気で、でも服を緩く着るとかセンスのいいアクセサリーをつけてるとかで外見は品のいいチャラ男。
でも性格は謙虚でちょっと引っ込み思案な大和撫子みたいな男の子。

初対面時。叫ぶのを色々我慢してとにかく仲良くなろうと必死、もう本気で土下座するんで靴なめるんで仲良くして萌へェエエ!な心境。

「あ、あの!凄く綺麗ですねっ(可愛い可愛い可愛い可愛い)」
「…いや、僕は綺麗じゃ、ないよ…」

くしゃり、と前髪で顔を隠そうとして軽く俯き淋しそうにする主人公に結局F女子色々はち切れる。

「――っ!!!過去有り(外見だけ)チャラ男総受けキタ―(゜▽゜)―!!」

そこからとにかく誰かを主人公とくっつけようと奮闘。

これだけ見れば主人公女の子みたいだが主人公は男の子の方!

主人公に転生したのは穏やかな女子大生で、歳はそれなり。
で、転生した家(跡部に並ぶ金持ち)の家での父親がとにかく仕事人間、で母親がこれまた異常でとにかく綺麗なものが大好き、人でも物でも何でも。

でも客観的に見て綺麗なはずの主人公には異様に冷たい。

「本当に汚い汚い、視界に入るのも嫌、綺麗?貴方みたいな汚物が使っていい言葉じゃないわ、私の前から早く消えてちょうだい」

これでも主人公、前世では母一人子一人で母には多大な感謝があり、結構マザコンも入ってたため、いくら違う人でもこの体の母親には代わりない、だから嫌いになれないし嫌われたくない。
そんなこんなで前世の知識をフルに思い出して美容に力をいれなんとか母親の目に止まろうと努力するがまるで効果なし。
それ所か逆に自分への自信を完全になくして自分が綺麗じゃないから、美しくないから愛してもらえない、笑顔を向けてもらえないと引っ込み思案になってくる。
まさに暗示、それが幼少期から続いていたため中学に上がる頃には完全に自信をなくした状態で何をやっても臆病になる。

そんなときに連れ出してくれたのが女の子で、仲良くなってお互いが転生者であることをばらして普通に仲良くしてたりとか。

で、主人公を思った女の子が主人公の母親に何で子供にそんなことを言うのかと説教。

「美人は国宝じゃー!!!」

女の子主人公が何より可愛い、キャラとくっつけたいけど主人公が本当に幸せになれるように…というか主人公大好き過ぎて寧ろ私が貰おうかしら男にはもったいねェエエ!精神。

1番ヤンデレ要素?寧ろ病んでるのは母親。
「あの子の美しさは至高なのよ!どんなに美しい宝石もどんなに美しく芸術品ももちろん人だって!あの子以上に美しいものなんてないわ!!孤高…そう孤高よ!誰の手も届かない唯一の美しさ!あの子は孤独だからこそ美しいの、美しくなれるの!あの美しさのためなら切り裂かれそうな胸の痛みも無視して暴言をはいたわ!権力を駆使して近付くものを全て排除したわ!なのに…っ貴女がそれを壊したのよ!あの子は美しいの!あの子は孤独であるからこそ、至高であり続けるのよ!!」

実は誰よりも主人公が美しいと認めていた母親、かなり異常だがひっそりと聞いていて女の子にそれは違うの的な説教をうけたあとに主人公と和解。

主人公の美しさをより追求するために空いていた時間を埋めるかのように一緒に過ごし、母親笑顔、主人公も笑顔、なんていう皆が気持ち良いハッピーエンド的な。

あと女の子に触発されて母親がF女子の道に引き込まれていたらいい。
で、二人して主人公のCPを成功させようと奮闘、でも何だかんだいって主人公溺愛なので

「私がこの子より美しいと認めなければこの子はあげないわ」

「私より弱い男に〇〇は渡すもんですか!」

とか。女の子実は空手柔道剣道合気道などなどメジャーなものからマイナーな武道を嗜むハイパーな人だったりとか。

………なんか設定深いな、このまま書けそうな勢いだぞこれ(・ω・;)





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