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※学パロもどき







「ほらよ、…こんなん見たかったんだろ?」



え、と情けない声が自分の部屋に響いた。そんなの俺の声だって知っている。
俺の足を挟み、跨がって立ち膝をしている幼なじみは制服を着ている。が学ランではなく所謂セーラー服というものだった。黒いニーソックスと短くひらひらとしたスカートの間からのぞく白い太ももに気をとられる。今まで気にしたこともなかったが晴矢の足って、こんなに官能的…だったか?
綺麗な脚だとは思ったがそんなこと感じたこともなかった。



「なァ、ヒート?」



首に絡める腕はするすると頬を触ったり唇をなぞったりと厭な触れ方をする。



確かに、確かにだ。冗談でクラスメートと晴矢の女装は見たいと言った。下に学校の指定ジャージを履いてやけくそで女装をしている晴矢を想像して笑ってしまったのだ。
しかし目の前にいる晴矢はどうだ。明らかに乗り気じゃないわけではない。爛々とした金色の瞳が今の行為の楽しさを物語っている。

腰の細さを強調する白いセーラー服。襟の横からちらちら見える鎖骨に思わず唾を飲み込む。目線を下にずらすと必然的に映りこむ太もも。ニーソックスに少しだけ食い込んだ柔らかな肉を撫でると、弾けたように晴矢が震えた。



「……っ、何だよ、欲情したのかよ、ヘンタイ。」




馬鹿みてぇ、と挑発するように笑う。しかしその口元はまるで俺の行動を予測していなかったように少し引きつっていた。そうかもしれないと言って頭を引き寄せてキスをすると、バランスを崩してか肩を掴まれる。角度を変えながら徐々に深くしていくと辛そうに吐息を洩らした。



「…んっ、あ……無理、辛……」



「……誘ったのはお前だろう。」



「おま…えが勝手に盛ったんだ、ろ……!……っ!」


スカートの中に下から手を突っ込むと、流石に嫌だったのか腰を引いた。だが肩を掴んでいる以上そんなに引けるわけがなく、なんなく撫でることが出来る。(そんな気持ち悪いことはしていないと思う)


ふに、としたマシュマロのような太ももを揉んでいるとお前気持ち悪い、と言われてしまった。もっと揉んでいたかったのに、と思っていると晴矢は俺の足の間に向かい合わせに正座をして座った。
そしてこっちをじっと見ると、目をつむる。あぁ、と理解してまた軽くキスを落とすと満足気に笑ってこちらを見た。上目遣いなところが憎たらしくて、愛しい。



「はは、お前犬みたい」



「どうせ飼い犬だけどな」



「………猛犬にもなるくせに。」



目を細めてゆったりと厭らしく笑う晴矢を見てやっぱりかなわないなぁと思う。お前の方がどう考えても猛犬だろうと思ったけれど。前々からのこの女王様気質、どうにかならないのだろうか。……どうにかならないから、俺がいなくちゃいけないんだろうな。



「…犬だって牙を剥くさ」



「へえ、ご主人に対してもか」



「ご主人サマの躾が足りないんじゃないか?」



こちらもフッと笑いかえすと晴矢は眉間にしわを寄せてハッと笑った。俺の頬に浴びせるほどのキスをし始めたので細い腰を抱こうとするとぱしり、と手を払い落とされてしまった。



「躾けなくちゃ、な?」



「………おあずけは好きじゃない。」



「だめ」



今度は首に腕を回されて首に舌を這わされる。正面を向くと危なげなスカートが揺れていた。後ろ側から覗いてみたい気もするが、殴られるんだろうな……。
……我慢が出来なくなってきた。



晴矢の腰を掴んでそのまま押し倒す。と、晴矢は少し機嫌悪そうに頬を膨らませた。お構いなしに脚を自分の肩にかけてニーソックスを片方ずらして太もも全体を舐めあげた。びくりと揺れて脚がずり落ちてあーあ、と思う。




「、この、ばかいぬ……!」



「何とでも、ご主人サマ。…さぁ、どこからいただこうか。」





セーラー服の女王様の頬にリップ音を立ててキスをすると、もうこんなの許さないからなと言って首に抱きつかれた。ああ可愛いなと思いながら俺はセーラー服のチャックに手を掛けたのだった。













見上げる見つめる
(命令は何ですか?マイスウィートハニー)














最後の方力尽き過ぎ笑いました……
あんまり学パロもセーラー服も関係なかったけど威勢のいい南雲君が書けたので満足です。中身無さすぎ…



















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