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 見つめあったまま、時間が流れる。

 何かを言わなくては、と思うのに、言うべき言葉が見つからない。


 目を見ているだけで、わかるものがある。

 それほど長い年月ではないけれど、日々を共に生きてきた二人。

 お互いが、何を思い何を考え、これからどうしようとしているのか……。


「ルア」

「アルディア」


 同時に名前を呼んで。

 これ以上はないという悲愴な面持ちで、剣を抜いた。




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