零の旋律 | ナノ

世界観


閉鎖学園「アルシェイル」 
そこには五歳から二十歳までの優秀な子供なら、身分・出身・その他関係なく誰でも入学できる学園。
一般的に優秀でなければ入れない故に、学園内を知らない者たちからはエリート学園としてその名を知られている有名学園である。
外界から遮断された空間の中で、生徒は過ごしていく。
基本的に一度学園内に入学をしたら滅多なことがないと、外との連絡は一切とれなくなる。
その中で先生たちは、将来生徒が国の為に役に立つ存在になるように教育していく。
隔離され、混沌とした空間で、生徒を都合のいいように作り上げようとしていた――



Word&Language

この世界を人々は『レリュカ・ミューレ』と呼んだ。
『レリュカ・ミューレ』は三つの大国“アルシェンド” “レミュレス” “ホーク・ルア・フェイス”と、その周りに存在する島国の小国で世界は成り立っていた。
三つの大国同士の中はいいとは言えず、常に軍隊が国境を警備している。
常に三国は敵対国家に対しての軍事と、侵攻を視野に入れている為、国境付近の警備は何処も厳重。


アルシェンド…帝国国家。王族と貴族が支配している国で身分制度が存在している階級社会。
優秀な子供たちを非公式に集めて、将来国に忠誠を誓い、国の為に働く存在を作り上げようと閉鎖学園『アルシェイル』を作り上げた。

アルシェイル…学園と呼ばれる優秀な子供なら、出身、人種構わず入学出来る特別な学校。周りからはエリート学校として有名で、その名を知らないものはいないほど。
優秀なら誰でもいいため、犯罪者であろうと入学出来てしまう。一度入学すると滅多なことでは学園内の外に出ることは出来なくなるが、学園内には一通りの施設は常に最新の状態で完備されている。
学園内では其々異名を持っている者が存在し、異名を持っている者は学園内でも実力は折り紙つき。
その中でも屈指の実力を誇っているのが『覇王』 異名はその者の特徴から自然とつけられるものがあったり、又昔使っていた異名を引き継ぐ者も存在している。


レミュレス…アルシェンドから独立をした、元はアルシェンドの一部だった国。民主制で、王族貴族のくくりは存在しない。自由度の高い国で、商業が盛ん。元々アルシェンドから独立した国の為、アルシェンドとの仲は壊滅的に悪く、外交も殆どない。ロストテクノロジーを研究する魔学士が沢山いる。


ホーク・ルア・フェイス…通称ホルフェ。独特の雰囲気と厳しい規律により独自の高度文明を築いている国。ロストテクノロジーは危険文化として使用を禁止している唯一の国。それでも大国と互角なのは、学者による新たな技術開発による高度文明の力が大きい。


カルテニア…小国ではあるが、世渡り上手とも言われ、大国とのパイプを持っている。商業国家







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