第七話(5/6)
「団長に気を付けろよー」
一応、お兄ちゃんも心配してくれてるらしい。
こういうお兄ちゃんは結構好きだったりする。
そして、屯所から出ると…
一番会いたくない人がいた。
「あ、水樹覚えてる?俺のこと。」
ピンクの髪の三つ編み…
貼りつけたような笑顔…
そしてチャイナ服で、晴れなのに傘をさしている。
これは明らかに本人であると、自覚するのに数分かかった。
もう僕は、終わりかもしれない…
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