第五話(4/8)



「ところで、沖田…」

「ん、何でィ?」

「何しに来たの?」

「あぁ、アンタと朝飯食いに行こうかと思ってねィ」

「あ、そう…
じゃあ、バカなお兄ちゃんはほっといて食堂行こう。」

「…水樹」

「あ、勘違いしないでよ?
今日はタイミングよく来てくれたお礼だから!!(///)」

「ま、そういうことにしておきまさァ」

「あ、水樹置いてかないで!!」

「沖田、なんか幻聴聞こえるんだけど?」

「俺もでさァ。
ここには悪霊でもいるんですかねィ?」

「じゃあ、お祓いしてもらわないと。」

「そうですねィ。
朝飯食ったら、近藤さんに頼みに行きやしょう」

「そうだね」

「水樹無視すんなって!!」


僕と沖田はお兄ちゃんを一日中無視し続けた。

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