第四話(7/8)
おまけ
「…沖田、お兄ちゃん。
昨日のこと覚えてる?」
「え?」
「俺ァ途中から記憶が曖昧でィ」
「そっか…
あの後すごく楽しかったのに。」
「え、何かあった?」
「だって、沖田があんなに必死に逃げてるの初めて見たもん。」
「あれ、水樹?」
「水樹ってだあれ?」
「あれ、これってヤバいんじゃ…」
「おい、なんで俺たちのことわかるのに自分が誰かわからないんだよ!?」
「今日も遊ぼうよ。」
「いや、今日は…」
逃げ腰の二人の前に、土方が来た。
「水樹、もういいぞ。」
「なぁんだ、せっかく面白くなりそうだったのに…」
「こ、今回だけは感謝してやらァ」
「た、助かった…」
とりあえず、安心した二人は二度寝したらしい。
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