第四話(4/8)
「…え、そうなの?
そんな約束したの?
沖田と?」
「なんで"沖田"を強調するのかは知らないけど、僕はそんな約束してないからね?」
「あーよかったー」
「水樹、忘れちまったのかィ?
あんなに苛めてやったのに…」
「…沖田、いやらしい表現を含むのやめてくれる?
すごい誤解されるような言い方なんだけど…」
「え…水樹にどんな事したの!?」
「まずは布団に押したお…」
「あ"ああぁぁああ!!
なんで下ネタに持ってくんだよぉぉおお!!」
「水樹、大丈夫か?」
「酔っちまったんですかィ?
しょうがねぇな。
俺が優しく介抱してやるから部屋に戻りやしょう。」
「沖田、お兄ちゃん…
あんた達いい加減にしてくれる?
てか、いい加減にしろよ。
酒瓶で頭かち割るよ?」
「……水樹って酒乱なんですねィ。」
「てか、未成年に飲ませてたんだっけ?」
水樹は、近くにあった酒瓶を手にしていた。
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