第三話(6/7)
「あー!!零になんてこと教えてんの!?
零ー!!
かけちゃダメ!」
銀さんの声を無視して、思いっきりかけてみた。
「…アンタ、うちの零になんてこと教えてんの?」
「あ?俺が思ったことを言っただけだ。」
「…あ、意外と甘いものにも合うんですね〜」
「え?」
「だろ?
よし、今日からはマヨラー仲間だな」
「はい」
「え、なんでそんな変なのに仲間入りしてんの?」
マヨネーズ…
今度買ってこようかな?
「零ー?」
「土方さん、それどこのマヨですか?」
「ああ、これはだなぁ…」
「あれ?銀さんは無視ですか?」
僕は、味覚音痴って言われたことはあったけど、
まさかこんなところで味覚が合う人と会えるなんて嬉しいな〜
そういえば、聖也も味覚音痴だったなぁ。
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