第一話(4/5)
「あ、そうなの?」
「うん。」
「じゃあ『love』でお願いします!」
「無理」
「え?即答!?
ちょっと銀さん傷ついたよ?
俺のガラスの心が粉々になっちゃったよ?」
「え、銀さんの心は鉄だと思ってたのに…」
「つっこむところはそこ!?」
「うん」
「零ちゃん、それ酷過ぎない?」
「ひどくない」
僕は、確かに銀さんが好き。
だけど、家族のように接してきて、
今になって彼氏とかは考えられない。
でも…
僕はこれから、ちゃんと人を好きになれるか、
すごく不安だったりする。
また、昔のようになれますように…
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