「…みなさん？」

「俺だよな？」

「え？」

「いや、俺の方がよっぽどいいですよねィ？」

「総悟みてぇなドSより俺の方がいいに決まってんだろ？」

「マヨラーよりは、甘党の銀さんの方がいいに決まってんだろ？」

「えーと…」


私は話が分からず困惑していた。



「高杉は危ないからダメ」

「は？」

「大串くんはマヨラーでニコチン野郎だからダメ」

「あ？」

「総一郎くんはドSだからダメ」

「？？」

「で、残ったのは俺。」

「てめぇもドSだろうが！
糖尿寸前の！！」

「？？」


なんの話してるんだろう？



「つまり、まともな奴はここにはいないってことだ」

「「「「……」」」」


「あ、あの〜俺忘れられてるんだけど…」

「…お前は地味だしミントンしか取り柄がないから無理」

「えぇ！？」


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