両想い。(6/8)
「名前」
「だから、なんで見せつけなきゃいけないの?」
「いいからいいから」
「よくないって」
そんなやりとりをしている間に…
「はーい、お前らァ席に着けコノヤロー」
銀八が来た。
もうちょっとだったのに…
「あ、沖田と名前は一時限目は屋上で自習な」
「え?先生なんでですか?」
「沖田君の目がそう言ってる気がして…」
「あ、テレパシー通じたみてぇでさァ。
ってことで、屋上行きやしょう!」
「え、そ…総ちゃん!?」
俺は浮かれて屋上へ向かった。
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