ごめんなさい(3/4)
「海人…姉御と何してるアルカ?」
「何って、偶然会っただけ…」
「何言ってるの?
待ち合わせしてたじゃない。」
「え?」
「…海人、私とは遊びだったのね!?」
「は?」
「ヒドイ!!」
「…お前昼ドラの見過ぎだろ。」
「ねぇ海人さん…
この際だからはっきりさせましょう。」
「何を?」
「神楽ちゃんか私…
どちらか選びなさい。」
「そうアル!!
海人の気持ち聞かせるアル。」
「いや、気持ちって…
てか、俺どっちとも恋愛感情持ってない…」
「「海人(さん)?」」
「ご、ごめんなさい!!」
本日二度目の全力疾走。
しかも今度は二人…
てか、何でこんなバイオレンスなのに好かれるんだァァァ!!
確かに見た目は文句言わない。
けど、中身に問題がありすぎなんだ。
ごめんなさい
(海人ー待つアルぅぅぅ!!)
(海人さん、卵焼き食べましょう?)
(ホント無理です!!誰か助けて…)
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