もう一度…(1/3)
なぁ、何でアンタは俺の隣にいないんですかィ?
何で…アンタの墓が俺の前にあるんですかィ?
なぁ…零、教えて下せェ。
なんでアンタは死んだんでさァ?
「零…何でなんでさァ…
くっ…言いやしたよねィ?
絶対に病気には負けねぇから、俺も死ぬんじゃねぇって…
なのに…何でそのアンタが死んでんでさァ!」
俺は零の墓の前で、悲しみを堪えて必死に…
あいつに届くように声を張り上げた。
零…
もう一度だけでいい…
もう一度だけでいいから、
俺の名前呼んで下せェ…
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