Halloween(2/11)
「あ、新八ィ、トリックオアトリート。」
「…何でですか?
まぁ、チョコならありますけど。」
「よっしゃ、チョコレートゲット!」
「銀ちゃんばっかズルイヨ!
新八、私にもトリックオアトリー!」
「…神楽ちゃん、『ト』が足りなかったよ?
まぁ、いいけど。」
「ヒャッホー!
私もチョコもらったヨ!」
「よーし、神楽こうなったら今からどっちが多くお菓子貰えるか勝負…」
ピンポーンッ
「あ、姉上かな?」
「違うと思うけど…」
新八がドアを開けると…
「トリックオアトリート。
あ、零いねぇかィ?」
「…零さん、沖田さんが来ましたよ?」
「何?」
「今から俺とお菓子回収しねぇかィ?」
「零ちゃん、デートは認めません!
お父さんは決して認めませんよ?」
「デートじゃないじゃん…
いいよ、お菓子くれたらね。」
「……チョコ?ポテチ?ガム?」
「……チ○ルチョコ。」
「……さすがにそれは持ってねェや。」
「じゃあ、いたずらしていい?」
「もしかして、最初からそれが目的だったのかィ?」
「まぁね。」
「アンタなら何してもいいぜィ。」
「それじゃあ…」
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