ハッピーケーキ(6/7)
「沖田さん!」
「…遅いですぜ。
俺を待たせるたぁいい度胸してまさぁ(ニヤ)
ってことで、女子プロやめて、土方抹殺計画を実行しやす。」
「おもしろそ(笑)」
「それじゃ、鬱憤晴らしに行きやしょう。」
「そうだね。」
僕は、やっぱり友達とかそういうのの方がいいなぁ。
って、思いました。
------その頃の万事屋は。
「銀ちゃんズルイネ!
私も零のケーキ食べたかったアル!!」
「誕生日ケーキだからいいの。」
「とりあえず、銀さんが普通になってくれてよかったです。」
「そういやぁ、ケーキに【HAPPY】しか書いてなかったな…」
「それって、バースデイが終わっちゃったからじゃないですか?」
「…バースデイケーキじゃなくて、ハッピーケーキってか?」
「違いますかね?」
「……ハッピーケーキな。
俺が幸せになれますようにってそういうのだろ?
全く、いつまでたっても鈍感だな。
零は。」
僕が幸せを見つけるように、銀さんも幸せを見つけてほしいって思いながら、ケーキを作ってたんだ。
でも、今がきっと一番幸せなんじゃないかな?
って、内心思うけど。
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