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「ん?」

「え、あ、えっと…いやわかんない…」

「あ…うーん、どうすっか、どっか入ってノンビリしとく?」


う、うわあ。
これ、俺が今日の予定考えとくべきだったんだよな、うわ、くそ失態した‥!
完全になんとかなるだろって余裕ぶっこいてた。
ここたしか雅樹の地元じゃないし知るわけないよなここらへんのことなんて‥‥

雅樹をほっといて1人で自己嫌悪。


「う、う‥ん‥」

「‥どした?」

「う‥」

「具合悪い?帰る?」

「!」


やだ絶対やだ!
慌てて首を振ると、笑ってくれた。かっこい‥


「じゃあ俺んちでも来る?」

「はっ!?」

「うん」


いやうんじゃないようんじゃ、ついてけないっす‥!
家って、家って…!いや深読みしすぎてもいけないか、いけないよな。
うん。


「‥行って、平気なのかよ」


うわ俺かわいくな‥
なのかよってなに‥


「親居ないし、仁がいいなら。」


そりゃもちろん行きたい。
黙って頷いた。


end

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