マーク?マークなら今日はガールフレンドとデートなんだってさ!昨日告白されたばっかりなのに今日もうデートなんだって。だからミーは暫く一人で帰らなくちゃならないんだ。暇だなぁ。別に、マークがどんなガールフレンドと付き合おうが、そのこと自体にミーは気にしていないんだけどね。知ってる?マークはああ見えてすごく女癖が悪いんだ。長くて一週間、短くて半日。そしてめそめそ泣きながらミーのところに帰ってくる。どうして女の子と上手く付き合えないのか、マークは全然わかってないのさ。ミーはよしよしとマークのふわっふわの髪の毛を撫でながら励ましてあげる。マークはかっこいいし優しいから、いつか素敵なガールフレンドが現れるよ!ってね。そんなときがこないことを、ミーは誰より知ってる。マークはね、ミーがいないと駄目なんだよ。どんなガールフレンドができても、必ずミーのところに戻ってくる。ミーがそうしたわけじゃないのに、マークはそうしてしまう。ミーに泣きつくマークは子犬みたいでとってもキュートなんだ。最近ではね、マークはミーに頭を撫でてもらう口実を作るためにガールフレンドを作ってるんだ。だから、ミーはマークにガールフレンドが何人できたって、平気。だって必ずミーのところにマークは戻ってくるからね。え?マークのこと、好きなのかって?そんなのあたりまえさ、だってミーたちは親友なんだもの!なぁに、その顔。わけがわからないや。それより、今度はマークが何日でミーに泣きついてくるか賭けないかい?










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