09「ど、どうしよう…」


「どうしよ…」

猫の文次郎は困っていました。
ここは忍術学園の図書室。
人間の文次郎が見たいといっていた本を持ってきてあげようと思ったのですが、目的の本はとても高いところにあります。
どんなに手をのばしてもぜんぜん届きません。



「そうだっ」

猫の文次郎はお目当ての本が置かれた本棚に飛び付きました。
そのまま、上の段へいき、本をとろうと考えたのです。

しかし、




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テーマ「人外ファンタジー」
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