07「どこいくの…?」
それは気持ちのいいお天気のお昼。
猫の文次郎は猫の留三郎に抱えられていました。
猫の留三郎は嬉しそうに猫の文次郎を抱き締めながら歩きます。
「ねえ、とめ、どこにいくの?」
「んー? 秘密っ」
「えー!?」
その後、何度猫の文次郎が聞いても猫の留三郎は答えませんでした。
何も言わないまま、猫の文次郎を抱えて目的地にいそぎました。
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