名前 三郎 雷蔵 勘右衛門



「ダブルがトリプルになります!」

「え、雷蔵と三郎に妹が?」

「三郎のウザさが?」

「名前のおっぱいが?」

「アイスだよ!!」

「なんで俺だけ殴るんだ!」

「三郎のウザさは通常通りで十分だよね」

「という訳で、アイス食べに行こう! 三郎のおごりで!」

「ちょ!」








「マジで俺のおごりなんですね…」

「トリプルなんて、こういう時でなきゃ食べないから、なんか壮観だね!」

「壮観って…名前、全部チョコばっかじゃん。茶色い…」

「もうちょっとこう、彩りとか考えようよ…」

「まるでうんk」

「はい三郎黙れー。
 私のもセンスないかもだけど、勘ちゃんのだってカラフル過ぎるっしょ! 目に痛いよ! 何その一番上の緑赤い黄色い奴!」

「ファンタスティックアイランドだよ、うん、うまー」

「それにクリームソーダにポッピングシャワーって…」

「うわっ、底のほうで三つ混ざった汁がすげぇ色してる…!」

「明らかに健康に悪そうだし…」

「同じ一色統一でも、雷蔵のはピンクまみれで可愛いね〜」

「ふふん、素晴らしき俺のチョイスだろ! なによりのポイントは、雷蔵が『ラブポーションサーティワン』と真っ赤な顔して言うところを見れたところだ!」

「やめてよ三郎! あれ本当に恥ずかしかったんだから!」

「ラブポーションって、恋の媚薬って意味だって」

「恋の…」

「媚薬…」

「あぁもう! そんな目で見ないでよ! 僕だって恥ずかしかったんだよ!!」

(((雷蔵可愛いなぁ)))

「はい! 勘右衛門先生!」

「どうした名前君?」

「鉢屋君がオサレ気取って、綺麗に三色選んでるのがムカつきます」

「あ、ホントだ。なんだよ、三郎。こういう時だけネタで走らないんだから。つまんないぞ!」

「お前ら俺をなんだと思ってるんだ。アイスくらい普通に食わせろ!」

「貴様に普通などない! 行くぞ勘ちゃん!」

「おう!」

「あーーーーーーー!! 喰うなぁあああぁあ!! …って、もうほとんどないじゃないか!!」

「う…」

「ぐ…」

「どうしたの? 二人とも?」

「一気にアイス食べたから…」

「頭痛い…」

「ヒャハハハハハハッ! お前達、因果応報という言葉を身をもって知るんだな!!」

「三郎、ひどい…」










─────────────────────────────────────────────────────

オチが行方不明\(^o^)/

ちなみに勘ちゃん以外のアイス内訳は、
◆名前→ベンジャルチョコレートチャンク、チョップドチョコレート、ロッキーロード

◆三郎→ストロベリーチーズケーキ、チョコレートミント、マンゴタンゴ

◆雷蔵→ラブポーションサーティワン、ベリーベリーストロベリー、バナナアンドストロベリー

私個人はチョコレートミントとロッキーロードが好きです(^q^)


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -