07/10〜朝 Side-Cloud 朝、目が覚めたら、犬がいた。 いや、仔犬がいた。 「誰が仔犬だよっ!?ちゃんと人間だぞっ」 「あ、ごめん。つい本音が…って ………… …………えぇーっ!?!?」 俺は驚いた。 とてつもなく。 それはそれは酷く、驚いた。 生涯でこれ程驚くことはないだろう、と本気で思った。 目の前にいたのは、 仔犬なんかじゃなくて… ザックス だった…。 07/10〜朝 Side-Zack 「あ、ごめん。つい本音が…って ………… …………えぇーっ!?!?」 本気で驚いた顔。 「いや、クラウド…それ地味に傷つくから止めよう?…俺はザックスだ 。覚えてないかっ?」 「…ザック、ス?…………」 瞳を閉じた、綺麗な表情(カオ)。 「…え?おぉーい!!聞こえてるかー?クラウドーっ!?」 昔のお前のままで、 本当に安心した。 [back] |