選択 | ナノ


見開かれた瞳には僕が映った
今宵、一夜限りの幻想を
きっと君は答えてくれない
弱く怯え過ぎた小さな背中
僕の嘘、君の泣き顔
全てを酒のせいにした
その首筋にルージュを飾れば
許して、これが最後だから
降り続くのは涙と雨
アナタは私を見つけてくれた
(僕もキミを見つけたよ)



偶然?いいえ、これは必然
人はキミを泣き虫と呼ぶ
彼方へ行こう
二人一緒ならば怖くはないと
冷えて固まる足をあたためて
追い掛けたいのに、追い付かない
(何かが俺の邪魔をする)
平凡とはツマラナイ醜態
腐った世界ほど居心地が良い
悲しいのに、涙が出ない
僕等を操るトラブルメーカー