選択 | ナノ


暴走した人間の生産過程
快適過ぎる部屋に君は居ない
気丈な態度ほど崩したくなる
(そういうの、得意なんだ)
未来は仮想空間的次元
、途切れた
(何も言えないまま静かに)
どうしても譲れない
悲観的主観
(終わりが見え隠れする)
明日、明後日、明明後日
(願いが叶うのは何時?)
平行線に立った僕等
(バイバイ、大好きだったよ)
純白のドレスが真紅に染まる
(ああ、なんて鮮やかな紅だ)
似非紳士の決定打
おまけでしかないこのココロ
(メインディッシュは肉体)
冷えた身体が熱を欲す
普段と違った態度と仕草
(だから、瞬時に悟ったの)
嘘でも良いから愛して欲しかった
(ワガママなのはわかってる)
確認事項を確認します
私を包んだ君の煙草の匂い
(こんなに不味いキスは初めて)
口に含んだのは最小限の利益
ピアスの数だけ、
(君を想い涙を流した。)
涙を舌で舐めあげた
(美味いと感じた俺は末期)



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