選択 | ナノ


退屈、なんて言わせないよ
君は光なら僕は影
(だから僕等は交わらない)
甘噛み
君の口唇はとても甘い
“大嫌い“を告げるその口唇を、
(オレの口唇で塞いでやる)
愛なんて戯言は壊してしまえ
果てしないこの虚無感
トリガーに手を掛けて
(君の身体を撃ち抜いた)
“いつか”なんて言葉は必要ない
欲しいのは絶対の約束

邪な感情が胸中で渦を巻く
自分自身への躊躇い
(ただひとつだけが見付からない)
最後まで責任取ってください
目も、鼻も、口も、声も
(全部わたしだけのもの)
濃厚で甘美な口唇
触れたら溶けるキスの味
簡易な嘘と、濃密行為。
仕組まれた既成事実
盲目の君との不機嫌なワルツ
僕で、酔わせて


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