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14.4.29



・桜がめっちゃ生えてる森?林?の奥には願いを叶える神様がいるって信じられている村の美人な娘とその家に使える使用人の男の子の話

・葵(後の名前→蒼)
成羅(後述)に救われた使用人の男の子。青い髪に青い目をしていて、妖怪だと恐れられ雪の日に山の近くに捨てられていた。(これが後に雪男となる原因)
成羅を尊敬して慕っていて、成羅の幸せを願っていたけれど、成羅が自分のために望まない結婚をしようとしていることを知り、始めて自分が成羅を幸せにしたいと思った。
成羅を救うため村の言い伝えを信じたが結果失敗した。村の子供は虐殺され、成羅は怪我を負い、尚且つそれを最小の被害にするため葵を追い払う。いくら探しても成羅の遺体が出て来ないことに疑問を感じ、成羅を弔うため、自分のしかるべき罰を探すため、不老を得る。
妖となり、恨みなどの念を強く持つ雪男になった。葵という名はそのときに捨てていて、新しく蒼、と名乗っている。

・成羅
村一番の富豪の娘。雪の日に葵(前述)を見つけ、以来自分の傍に置いて可愛がる。葵の好意に気づいていながら茶化したりしていた。笑顔が一級品。優しく穏やかだが激しい面も持っている。内心では葵を大切に思っているが両親が死亡したことにより、葵に自分の家を任せ自分は大店の男に嫁ぎに行こうとした。
そのことが葵にばれ、本心を明かして一夜の過ちを犯す。
桜の神の真実を知っている数少ない一人であり、葵が一人で乗り込んだと知り助けに行く。結果それは成功したが、村にかけられた呪いを最小限に食い止めるため守り神になる。
一年中咲いている桜の木に遺体があるが、妖などの低い身分にはそれは見えない。年々その力は弱まり、存在は儚くなりつつある。(人間から髪神になることの代償)

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