2020/08/09



【最果ての体温 あとがき】
このお話は章が終わるたびにある避けられないサーヴァントとのお別れシーン+あのBGM(絆)のせいで毎度半泣きにさせられるわたしの心を書いたのである意味自己投影です。笑
なので皆様も読むときは絆を流しながら読んでください…笑
誰で書いたら似合うかな、と考えた時にたくさんのサーヴァントが候補に上がってきたのですが、とにかくピアスのシーンを入れたかったのでピアス、もしくは何かしらの装飾品を付けているキャラに絞られました。
最終的に槍ニキになった理由はあのキャラが男前だからです。文中では夢主がひどく泣いているので、そんな夢主を包み込めるような心の余裕を持っているというか、度量の深さというか…一緒にめそめそしないで別れを別れと割り切れる。だけど本当は辛い。顔には出さないけど。みたいなキャラでないとひたすら2人がエンエンと泣き言を言うだけのお話になってしまうと思ったからです。泣く夢主と気丈なお相手キャラという足して二で割るとちょうどいいみたいな塩梅ってやつですかね。
比較的王道ネタなのでネタ被りしてる可能性があるかもしれませんが、やっぱり王道ネタは書いていて楽しいです。
ピアスは左が男性、右が女性を表していると聞いたことがあります。ので夢主の耳につける時は右にしたのですが、右耳のピアスというのは同時に「守られる人」という意味があった気がします。逆に左耳は「守る人」の意であるので、男女でつけるときは男性は左、女性は右がいいそうなので、そのような描写にしました。
タイトルはお題サイトさんからお借りしました。「最果て」は特異点の修正、つまり物語の最後を意味し、体温はそのままの意味です。話を書いている最中にこのお題を見つけて「最果て」の部分でその物語の最後をなぞらえることが出来そうだな…となり、そのあとの言葉が「体温」と続いていたので、じゃあ抱きしめる描写でも入れようかとなり、こうなりました。語感が良くて好きです。

基本こんな感じで話を先に決めてそこから似合うキャラを選抜していくタイプの書き手なのですが、キャラを先に決めて書いてみたいなと思うこともあります。特にあんまり見かけたことのないキャラは書いてみたいなと言う欲だけはあります。アーラシュ、ベディ、ラーマ、ジークフリート、ジキハイあたり。あとはクリプターとかマスター陣とかですね。あまり見かけたことがないだけあってだいぶ難易度が高くなると思いますし、そもそもネタがないので書けないのですが……。いつか書けたらいいなあ……。
キングゥもそのあまり見かけないキャラで書いてみたいなと言う欲が多少なりとも入った結果でもありますね。

それから話しは全然関係ないですが梅雨が明けましたね!梅雨が明けたらサイトトップの雨は止めようかどうしようか悩んでいましたが、拙宅は万年雨期ということで止めません(笑)理由は梅雨が明けたところでわたしが雨女であることに変わりはないからです(笑)あと単純にこの雨が降ってるエフェクトが好きです。


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