番外編(レッド・幼馴染)


※幼馴染(ルイト)視点でレッドとの雑談。
※かなり先の話なのでいろいろ今と違います
※裏話的な。


「…ねぇルイト」
「レッドから話しかけるなんて珍しいねー」
「あのさ」
「無視かー」


真剣な顔をして見詰めてくるレッド。
なんだ急に。
こないだまで名前すら呼んでくれなかったのに。


「なんでルイトは、」
「うん?」
「ピカチュウ使ってるの」
「…は、」
「正直被るからやめて欲しい」
「いやいやいやー、俺だってピカチュウ好きだし來華好きだもん!やだよ!」
「しかもぼくのピカチュウより強いとかやめて、マジで。」
「ガチで!?」


いきなりそんなことかよ。
これは、アレだな。


「俺の來華が強いからユキがみっちりピカチュウ対策してて負けたんでしょー」
「…!なんで知ってるの」
「推測ー」


ユキとは長い付き合いだし?当然バトルの癖とかお互いわかってるから先の読み合いな訳で。
だからユキなら大体のピカチュウ技対策はしてる。


「でもさー」
「…」
「逆を言えば、俺はユキの手持ち対策もしてるんだよねー」
「………!」
「教えてあげなくもない、よー」



後日、何故かレッドに先手を読まれまくって焦るユキがいたとか、地面にめり込むルイトがいたとかは、また別の話。



==========
レッドさんが最後やけに無口。
文化祭終わって仲良くなった後の話です。
ほげぶへ贈り物です。
こんなんでいいかい!?


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