05(ブルー&幼馴染)
今日は文化祭前日。
ユキはクラスにて、
―――怒鳴っていた。
「なんで私が着なきゃいけないの!?」
「えーだってー皆が希望してるしー」
「語尾伸ばすなキモいわ馬鹿ルイト!」
「ユキちゃん酷ーい」
「ユキとルイトくん、やっぱり仲良いわよね。」
或る女子生徒はそう呟いた。
もっともである。
「あーもーうっさい!」
叫んだ女子―――ブルーはユキ達の元へ行くと、問題となっている服を突き付けた。
「ユキはさっさと着る!みんな待ってるわよ!」
「着たくない。」
「ユキのせいで皆待ってるわよ」
ユキは辺りを見回した。
「ごめんなさい着ます。」
「わかればいいのよ」
なんでこんな服を着て接客する必要があるのだろう、ユキは切実にそう思った。
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また切ります。
うちはブルーさんだけスペちっくです。
何気にリーダーシップがあるブルーさん。[ 11/33 ] [*prev] [next#]
[mokuji]
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