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「良いか、絶対に置いてくなよ。絶対に置いてくなよ」





「いきなり何言いだしてんだてめぇ」





「うるさいな。普通女の子の主人公は暗闇怖がるもんだろ?夢小説っぽくしようかと思って。楓ちゃんなりの気づかい」





ぐっと親指立てながらすごくいい顔する。イラッと来るとか言わないでおくれ。ガラスのハートが粉砕されるよ

あ、ちょっとリボーン君。さっきからずっとしゃべってないと思ってたら無言でたたかないで。痛い痛い!!



「んで、楓実際は?」




「むしろ暗闇は好きだ」






だって、お化けとか捕まえてみたいしな!発言したら、獄寺が異様なほどに反応してきた。



獄寺の親密度が上がった!


ツナが若干引いた!


山本は眠っている!


リボーンは銃を構えた!





「おい、最後の二人ぃいいいい!!」





この状況でそうして寝るんだよ!お前の神経の図太さには毎度毎度あきれるよ!大丈夫かよお前の頭!

そして、リボ―ン君に言ったってはなんで充構えてんの!?まぁ、可愛いから許すけどな!!





「昼休みに木の上で直立不動で昼寝してたやつに言われたくないのな」



「何言ってんの。木の上はありでしょ」




「なし」




「あり」




「なし」




「あり」





「な「いつまで続くのこれェええええ!!」





私の山本の戦いに口を挟んできたツナ。おい、くだらない争いだなって思ったやつ誰だ!そして、鼻で笑ったやつ誰だ!


そんなことしてるとね、将来獄寺みたいな不良になっちゃいますよ!





「んじゃ、さっそく黒曜ランドに突入しようか」




「待って、どういう流れでその発言にたどり着くのかが分からない」




「いや、今までが脱線しすぎてただけなんだって。元に戻すだけよ。OK?」




WHY?と両手を空に向けてお決まりの何が?っていうポーズをとってたら獄寺さんに頭殴られた。ダイナマイトで。





「じゃあ、誰が最初に行く?」





ツナが言い出した。ま、一番大事なとこだよね。

ん?ちょっと待って?なんでみんなこっち向いてるの?


え?お前いかないの何で?みたいな顔してこっち見てるの?






私が最初に行くことはもう決定事項なの!?






「うん」






「綱吉くぅううううううん!!!」








「良いからさっさと行け」





リボーン君は最近銃を構える率、略して・・・銃を出す確率が高くなってるよね






「対して考えてもないのに喋るからそういうことになるんだ」




「リボーン君、照れなくていいんだよ」




「楓、ごめん。本気で君の頭が心配になってきた」




え、綱吉君何そのかわいそうなものを見る目。何それ。やめて。というか、先ほどから全く話が進んでませんわよ。



黒曜ランド前で皆で喋ってるだけですわよ。早く助けなきゃやばいって!





「「「「お前が行けばいい話だろ/なのな/でしょ」」」」






次回、楓絶体絶命!!?






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