えー私赤羽楓でございます。口調おかしい?気にしないで下さいアハハハハハ

笑ってないで話を進めろ?じゃあ進めさせていただきます。

私は今、ある人物に呼び出されているのです。

あー行きたくねー

絶対殺されるよー


ガラガラガラ


扉を開けてすぐ目に入るのは、机と黒い椅子に腰かける黒髪の目つきの悪い少年。あ、ここ大事だよ?目つきの悪い少年。


「何やってるの?」


殺気まじりにそう言われたから心が読まれたんじゃないかと思ってドキリとする。


「…エスパー?」

「はぁ?」


何言ってんのこの子みたいな目で見ないでおくれよ!

本当に読まれたと思ったんだよ!

私の周りには超能力っぽい物使える人が多すぎるんだよ。


「それって赤ん坊のこと?」

「そうそう…て、え?」


あ、ちょっと目をそらさないで下さいよ。

やっぱり読めてるじゃないですか心。


「そんなことより、ほら仕事」


「うぇー」


目の前に大量の資料を突き出されて思わず変な声が出る。


「うぇーってなにその変な声」


いや、もう自分でツッコミ入れてますんで。二回目やめてください。悲しくなる


「ほら、早く帰らなきゃいけないんじゃないの?」


「そうでした!!ステーキが私を待っている!!!」


これが、私の日常です。

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