good morning
いつもどおりの朝


窓の外をぼーっと見ていると


『あ、浅羽くんっ』


横から、清水さんに話かけられた。


「あ、おはよう」

『おはよう。・・・あの、ね』


清水さんは一回黙ってから


『今日、屋上に放課後来てくれない、かな』


すごく緊張した顔でそう言った。


「いいけど、急にどうしたの?」

『・・・ちょっと、ね』

「そう」


話終わると、清水さんは安心したように席につく。

なんの用なんだろうか。

結局、放課後になるまでその日は清水さんと口を聞かなかった。


26/29
<< bkm >>

             ◆comment
         
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -