スポットライトの眩しさを昔ほど感じなくなった。頭を下げると、拍手。「音楽のことはわからねぇけどさァ。好きだな、おめさんのピアノ」 この光より眩しいものを知ってしまってから、私の価値観はゆるりと変わっていった。きっと、今この舞台に立っているのは――全部全部、君のせい。 prev | next 人気急上昇中のBL小説BL小説 BLove - ナノ -