稚拙な言葉でバレーボール語る日向くんは本当に太陽みたいだ。けれども私はイカロスになりたくないから。この現状――つまるところ、単なるクラスメイトのひとり――に満足している。つよがりでも、謙遜でもない。 あの笑顔がいつか誰かのものになったら、そのときは思い切り泣くけれど。幸せになれなくてもいい prev | next 「#オリジナル」のBL小説を読むBL小説 BLove - ナノ -