時間割だって、交友関係だって、その日の昼食だって。同じ生活圏にいることが、どんなに素晴らしいことだっただなんて。 見たくて見たわけじゃない。旭くんが携帯の画面を上に向けて置くから。突然黙りこくった私のご機嫌をとるために伸ばされた大きな手が、今だけは憎らしい。(この手をはねのける勇気だって、ないのに)なんだって知ってた prev | next 「#オリジナル」のBL小説を読むBL小説 BLove - ナノ -