「私に隠しごとできるわけ、ないでしょ」「…だよなぁ」 だって、私とこうちゃんは幼なじみだから。そんな顔して辛党なのも、一生懸命バレーに打ち込んできたのも、初恋の女の子だって知ってる。私を恋愛対象として見られないことも、その罪悪感にさいなまれていることも、他に好きな子がいることも。全部ぜんぶ、お見通しだよ。なんだって知ってた prev | next 「#ファンタジー」のBL小説を読むBL小説 BLove - ナノ -