花宮さんは照れ症彼氏
真すごい! かっこいい! という感じで常に花宮を尊敬しているちょっと馬鹿な彼女と、そんな彼女の一挙一動に照れまくってる花宮さんの話。なんだよ、とかうるせえ、とか返事はそっけないけれども内心うわあああああなにこいつ可愛すぎだろくそ!!と照れまくってる花宮さん。そっけなく振る舞いつつも、顔は真っ赤になるから照れてるのが周りにバレバレな花宮さん。
とか可愛くないですか?!!!という一心で思いついた話です。あまりにも照れすぎると、突然手に持っているものを地面に叩きつけるとかならなお可愛い。
彼女は1年の時花宮と同じクラスで2年は隣のクラス。付き合ったきっかけは彼女からで付き合ったのは1年の終わり。最初は「あ? なんだこのアホそうな女は。まあいい暇つぶしに付き合ってやるか」とか思ってたのにいつの間にかどっぷりはまってしまったり。ゲス要素なんて照れ症の前では姿を現すことすらできない。
彼女は素直に好きとか言えるけど花宮は言えなくて、それで内心うわあどうすりゃいいんだとなる花宮さん。でも彼女は言われなくてもなんとなく伝わってるからいいやと思っている。
「真〜。数学のこの問題教えて?」
「あ? んなもんもわかんねえのかよ。この公式使えこの公式」
「…あ、なるほど! 出来た!」
「…ほんと馬鹿だなお前 (喜んでる顔くっそ可愛いほんとこいつなんなの)」
「さすが真だね! ありがとう助かったよ」
「…あっそ (あああああなにお前笑ってんじゃねえよほんとくそ!くそ!!)」
「(顔赤い)」
花宮があまりにも顔赤くなるものだから、学年中に知れ渡ってるカップルとかだといいな。
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