花宮と契約結婚

以前流行ったドラマの原作漫画を読んでいて、花宮で書いてみたいなと思った話です。

夢主と花宮が29歳設定。高校生の時からなんだかんだ話す仲で腐れ縁歴は10年以上な関係。お互い就職してからもなんだかんだ花宮に誘われて飲みに行っている。
いつも通り飲んでいたら急に花宮から契約結婚をしないかと言われた。

「今なんて言った?」
「あ? だから契約結婚しねーかって言ったんだよ」
「……なんで?」
「俺らはお互い、長いこと恋人いないだろ」
「悲しいことにそうだね」
「年齢的に、したくはねえが結婚を考えなきゃいけねえ」
「私は結婚したいけど」
「ならなおさら良いじゃねえか」
「いや理由が見えない」
「結婚したら税金とか色々楽になんだよ」
「メリットそこ?」

なんやかんや言いくるめられて気がつけば結婚してしまう。

実は花宮は昔から夢主のことが好きだったが、元々の性格とこじらせにこじらせたせいで素直にアタックできないことに悩み続けていた。頭が良すぎるが故に一旦結婚してしまって周りを固めてからアタックすれば良いのでは?という結論に至ったよという話。

この話では頭が良いけど空回りする花宮を書きたいので、いざ結婚したは良いが新婚という響きに内心照れまくったり、手作りの食事が嬉しすぎて悪態をついてしまったり、とりあえず手を繋ぐことから頑張ろうとするような花宮ばかりになりそう。賢いのに恋愛にはしどろもどろな花宮可愛いよね。

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