僕の唄



君は今どこにいますか
楽しくやれていますか
隣に誰かいてくれますか

……僕じゃなくても
良かったってことですか?


昇進祝いだってワインを開けた
君のことをよくやったって
抱きしめて褒める僕に君は
「君が側にいてくれたおかげ」
あの時そう云っただろう

友達と喧嘩したって枕を投げた
君のことを大丈夫だって
頭を撫でて慰める僕に君は
「君だけはずっと側にいてよ」
あの時そう云っただろう


君のために笑えた日々を
君のために泣けた日々を
もう一度取り戻したいだけなんだ

誰とも分からず憎んで
誰とも知れず恨んで
ただ君だけを愛して

君のために笑った日々を
君のために泣いた日々を
もう一度君だってその筈なんだ


「君じゃなくちゃだめだ」って
「君だけを愛してる」って
「二人は永遠に一緒だ」って

「おはよう」「おやすみ」って
「ただいま」「おかえり」って
もう一度取り戻したいだけなんだ








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