冬の桜



嫌いになろうと頑張っていた
好きでいても一番にはしてくれない
そういうのを分かった上で
それでもいいやとは云えなかった

好きでいることに疲れていた
嫌いで仕方なかったそういう自分
それでも諦めはつかなくて
何でもいいやとは思えなかった

小さなことを運命なんだと
馬鹿みたいに拾い上げてみたけれど
必死になっていたのは私だけで

同じ景色が見れたらなんて
君は同じ線上にさえ居なかった
この想いは始まる前に散ったのだ







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