どろどろの液体になりましょう






「陛下…」


「んむぅッ、ぁあ、ん!」


先程出された精液を円滑剤として指を一気に2本後孔へと埋め込むと、くちゅくちゅと音を立てた。リアルな音に耐えきれずに目をつむって腰を震わす女王はとても可愛らしい。指の出入りが激しくなるにつれて女王の理性はまるでアイスクリームが常温で放置されているかのように、とろとろと溶けていってしまう。


「ぁあッ、んん、は、あぁあ、ひぃあッ、ふ、んぅうう…ジャッ…ク…」


「こんな所で股拡げてヨガりまくって…陛下は変態ですね」


「ひぃあぁッ、ん、わ…たしは…淫、乱だからあ…!はや、く…!入、れてぇ…んぁ、あ、ジャック…!」


人差し指と中指でアナルを広げたまま、女王の淫らな姿と踏まれた時の衝撃の為に勃起したちんこをひくつくそこに宛てがった。いつもより膨張した昂りは熱を持ち、待ち望む女王はごくりと唾を飲み込んだ。


「すべては貴方様の御心のままに、my majesty」


「んああぁッ!ひや、ぁあッ、ん、あつ、…い!はぁあッ、ふぁ、ああ、んッー…!ジャックのぉ、あつい…ぃあぁあッ!」


待ち望んだそれがいきなりずっぷりと入ってきた。女王の細く白い両脚をしっかり抱えて、己の昂りを最初から遠慮なく突き刺せばじゅぼじゅぼと卑猥な音を出す孔。女王の、頬を紅潮させ背を完全に玉座に預けながら大股を開いて最大に喘いでいる様子が、ジャックのペニスを大きくさせた理由のひとつだ。普段のこの場所にいる女王は膝を組んで高々と客人を見下ろしているのに、今は孔にちんこを挿れられて喘ぐ男婦のよう。直接腰に来るような淫乱さにジャックの限界も近かった。


「そりゃ、さっき陛下が俺のちんこなんて踏んでくれちゃったからですよ…!んッ…責任取って下さいね…!」


「ああぁッん!ふぁあ、ぁあッ、んんぅう…!あんッ!き、き…みだっ…てぇええ…!」


「ん、俺だって?」


「ぁあッん…ジャッ…クだって、へ…んた…いじゃ、ない…か…」


「へえ〜」


「んぁ、は、…ひぁああぁぁッ!」


今まで狙われていなかった前立腺を掠められて、女王は一際高い声で鳴いた。がつがつそこばかりを突き上げれば、もう限界だとでもいうように女王のちんこは愛液でぬらぬらといやらしく主張する。ジャックと女王のものが交ざりあったアナルは泡立ち、そのまま尻を伝って玉座を汚した。


「ったく…こんな風になったのは誰のせいだと思ってんですか…」


「ぁあッ、ん、はぁあ、ああ、じゃっ…く…!じゃっ…ん、あ、も、ぁあん、だめえ!」


「ッ陛下…そ、んな締め付けられ…ると…!」


「ふぁあ、ん、ぁあッ!じゃ……ん、ぁ、じゃっ…く…!じゃぁあっく!」


「ッ…ぁ、く…!床、カーペットだったら女王のやらしい染み出来ますよ…!」


大理石なのがおしい、なんて卑猥な事を考えながらジャックは自身の立派な肉棒で、女王の内臓腑を押し上げる。火照った体を強く抱きしめながら、奥を揺すぶると女王は快楽に顔を紅くしながら喜んで、腕をジャックの首に回した。


「んぁ、ああぁ、ん、は、ひぃあぁああッ!じゃっ…く、うッ…!」


「んッ……陛、下…!」


最奥を突かれ、一際甲高い喘ぎ声が響くと女王のペニスからは白濁の液が放たれ、ジャックもその今日一番の締め付けに眉を寄せアナルに精液を吐き出した。ペニスをずるりと抜き取ると、溢れ出た二人分の濃く大量の精液が玉座を汚し、卑猥なものとなったのもまた一興。


「あのーお楽しみの最中申し訳有りませんがハートの女王、俺はいつまでこうして情交を見ながら待っていれば良いのでしょう」


「…ん…はぁ…はぁ…や、あ…帽子屋、すまない。きみの遅刻分の暇潰しをしていたら熱中してしまったようだな…」


「最近の若者は血気盛んなこった」


帽子屋の深い溜め息と女王のくすくすと面白がって笑う声とジャックの叫びが大広間いっぱいに響いた。





どろどろの液体になりましょう
絡み合って区別がつかないように





お題Largoさま

最初から見てたっていうあれです







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