やしろ





『ここ…だよね?』

お邪魔して…とりあえず石段にでも
座らさせてもらいますね?天神様





真っ暗ー



『うーん、これからどうしよ』


一瞬だったけど夜ト見れたし

ノラガミの世界に来た?
のはよかったけど

死霊?なのかな私……死霊…死霊…

びしゃあに神器にされたカラスに襲われたこ
とかあのお母さん待ってた女の子とか…

雪音くんしか知らないや…

夜トはもう雪音くん神器にしたのかな…?
伴音さんは天神様の神器になったのかなー?

「おい」

はい?なんか神谷さんボイスが…もしかして。

「お前」

『はい?』

気がつくと目の前に夜トがいた

わぁー!?

「そこ座ってもいいか?」

あ…賽銭箱?石段?

『どうぞ…』

少しずれると夜トは賽銭箱に座った


賽銭箱に座ってる夜トはこっちを
ガン見してきてて何か恥ずかしい。

「…」

『あの?なんでしょう?』

「お前神器になる気はないか?」

『誰の?』

まさか…夜トの?

願ったり叶ったりだけど
へ?神器?わたしが?

「俺の」

『わたしでいいんですか?』

「あー嫌ならいいが」

『全然嫌じゃないです!!』

むしろお願いしたい
なんか…良かった嬉しい!!