僕の方が分かっているよ
私の恋人はスナフキン。
スナフキンにはいつもビックリさせられる。
かくれんぼをしたら
すぐに私を見つけてしまうし
「君が好きそうだったから」
と花をつんでくれたりする。
「ふふ、それはね」
スナフキン本人にそれを言うと
とてもいい笑顔を見せてくれた。
「ミクをとても愛しているからだよ。
だから君より僕の方が
ミクについて分かっているんだよ」
「スナフキン…ありがとう」
スナフキンの言葉が嬉しくて
私はスナフキンに寄り添った。
「いつか私もスナフキンのこと
全部知りたいよ」
「そうだね」
スナフキンと私はそっとキスをした。
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