お昼ご飯

スナフキンとミクが

二人きりでハイキングにやって来た。

「そろそろお昼ご飯にしようか?」

山の頂上でミクはそう言って

「うん、そうだね」

スナフキンもうなずいた。

ミクはムーミンママに教えてもらって

サンドイッチを作ったのだ。

「おいしいといいんだけど…」

二人は付き合い始めて日が浅く

ミクの料理を食べるのは

スナフキンは初めてだった。

「ミクが作るんだから

きっとおいしいよ」

そう言ってスナフキンは

サンドイッチを受け取った。

「ありがとう、いただきます」

そう言って食べるスナフキンを

ミクは緊張しながら見ていた。

「うん!

やっぱりとてもおいしいよ!」

スナフキンはそう言ってサンドイッチを

とてもおいしそうに食べた。

「よかった!」

ミクも安心してサンドイッチを食べた。

(卵の殻が入っていたけど…

内緒にしておこう)

スナフキンはそう思ったけれど

本当においしいとも思っていた。


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