七夕
未来はジェイドのベッドの中で
ジェイドに頭を預けながら
自分の世界の七夕伝説をジェイドに話した。
興味深くジェイドはその話を聞いた。
「自業自得とは言え
年に一度しか会えないのは辛いでしょうね」
「ジェイドならどうする?」
何気なく未来はそう聞いた。
「私なら未来をさらってしまったとしても
一緒にいるでしょうね」
「ジェイドらしいかも」
未来はそう言って笑った。
そんな未来にジェイドはキスをする。
「ジェイド…」
「愛しています、未来。
だから貴女を二度と離しません。
元の世界にも帰しません」
「うん、ずっと一緒だよ」
二人は抱きあって甘い夜を過ごした。
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