立場逆転
ジェイドは私の恋人。
だけどジェイドは大人でかっこよくて
こんなこと言うといけないかもしれないけれど
ジェイドが優位だ。
立場を逆転したい、そう思ったけれど
「変なことを考えなくていいのですよ、未来」
家でくつろぐジェイドに見抜かれた。
「でも…」
「ふふ」
ジェイドは笑うと私にキスをした。
「ジェイド?」
「どれだけ私が貴女を溺愛しているか
今夜じっくり教えて差し上げますよ?」
そう言ってジェイドはもう一度
優しいキスをした。
前のお話
次のお話
TOPへ戻る
しおりを挟む