髪いじり


たくさんジェイドと愛し合った翌朝

未来は仕事に行くために身支度をしていた。

「未来の髪…

私がセットして差し上げましょうか?」

「え?いいの?」

鏡を見ながら化粧をする未来に

ジェイドはそう言った。

「ええ。

結構得意なんですよ」

「ジェイドって本当になんでもできるよね」

そう言っている間にも

ジェイドは未来の長い髪を結いあげた。

「どうです?」

ニコニコしながらジェイドは聞いたが

「あ…!」

髪で隠れていた

昨日ジェイドがつけたキスマークが

露になって未来は慌てた。

「ジェイド…!」

「ふふ、困りますか?」

まだ笑うジェイドは確信犯だと

未来は思った。

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