そばにいないと


ジェイドは私の恋人…だけど軍人だ。

「そばにいて」とは言えない。

言ってはいけない。

そう思っていた。

「ジェイド…会いたかった」

「私もです」

ジェイドの屋敷で

仕事から帰ってきたジェイドと

再会を喜んで抱きあった。

「やはり私は貴女のそばにいないと

ダメなようです」

「え?」

意外なジェイドの言葉に私は驚いた。

「離れれば離れるほど

貴女を想ってしまいます。

こんな気持ちは初めてです」

「私もジェイドがいないとダメみたい」

同じ気持ちだと分かった私達は

微笑みあってキスをした。

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