すぐに捕まえてあげます


「未来…」

ジェイドの執務室

ジェイドは甘く恋人の名前を呼んで

キスしようとした。

「えっと…そろそろ行かないと…」

しかしファーストキスに勇気が出ない未来は

そう言ってジェイドから逃げようとした。

「待ちなさい」

ジェイドは優しく言ったが

未来の左腕を掴んだ力は少し強かった。

「ジェイド…」

「逃げても、すぐ捕まえてあげますよ」

そう言ったジェイドは今度こそ

未来にキスをした。

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