好き?いいえ愛しています


夜の八時。

ジェイドと未来は

ケテルブルクホテルの部屋に一緒に入った。

待ちきれずに、ついばむようなキスが始まる。

「ジェイド…」

キスの合間に名前を呼ぶ未来。

その声はとても甘い。

「好き」

「私も好きです。

…いいえ違いますね、愛しています」

そう言ってジェイドは未来を

抱き上げてベッドまで歩いた。

前のお話 次のお話

TOPへ戻る

しおりを挟む